浮気の証拠の取り方
- 夫が浮気しているけれど、証拠がない…
- 浮気の証拠はどうやって集めたらいいの？
- 浮気の証拠として有効なものは何？
配偶者に浮気されて慰謝料請求をするためには「証拠」が何より重要です。証拠がなかったら言い逃れをされてしまうかもしれません。
浮気の証拠は以下のような手順で集めましょう！
1．「性関係」の立証が重要
浮気の証拠を集めるときには「配偶者と浮気相手の性関係」を立証することが重要です。
不倫や浮気のことを法的に「不貞」と言いますが、不貞と言えるためには男女の性関係が必要だからです。
単に仲良くレストランでデートしている写真では、浮気の証拠として不十分です。たとえばホテルから出てきたところの写真などが必要です。
次からは、さっそく具体的な証拠の種類とそれぞれの集め方をみてみます。
2．浮気の証拠の種類と集め方
メール
配偶者と浮気相手が交わしているメールです。なるべく肉体関係につながる内容のものが望ましいです。メールを転送して保存すると「編集した」と抗弁されることがあるため、できるだけメール画面を直接写真撮影して証拠化しましょう。
SNSの記録、ブログ
フェイスブックやLINEなどのSNSの記録、ブログの内容も浮気の立証に役立ちます。たとえば家族に「残業」「休日出勤」と言っていた日に2人でデートや旅行に行ったことがわかる場合などもあります。URLを保存するだけではなく、画面をプリントアウトして証拠化しましょう。
写真、動画
写真や動画も浮気の証拠になります。特に性交渉を行っている最中に撮影したものなどは証拠価値が高くなります。反対に観光地で普通に撮影しただけのものなどは浮気の証拠としては弱いです。
通話記録
電話の通話記録により、夜中に何時間も話し込んでいたり毎日通話していたりすると、浮気している可能性が高くなります。
電話の契約者（名義人）であれば、通信会社に申請をして記録を取り寄せることが可能です。ただし3か月以内などの期間制限があるので急ぎましょう。
クレジットカード明細書
配偶者のクレジットカード明細や領収証により、旅行や高額なプレゼント、デート代の支払いなどが明らかになるケースもあります。あやしいものはすべてとっておきましょう。
交通ICカード、ETCカードのデータ
電車やバスの交通ICカード、高速道路のETCカードのデータなどによって、配偶者が浮気相手宅に通っていることがわかるケースもあります。
探偵の調査報告書
探偵に追跡調査を依頼して浮気現場を押さえて調査報告書を作成してもらえば、浮気の証拠としてかなり価値の高いものとなります。
浮気されたときに証拠の集め方がわからない場合、当事務所の弁護士が丁寧にアドバイスをいたします。
一人で悩んでいても解決できません。まずは専門家へご相談ください！
